会社案内

株式会社サンテジャの事業は、外部研究機関との共同研究によるエクソソームに関連する最先端技術を取り入れ、診断薬・医薬品及び生活に直結する商品の研究開発を中心に展開していきます。エクソソーム研究を新たにスタートしたい研究者のためにエクソソーム回収に適した培地や精製キットの販売も始めています。また販売だけでなく自社でも研究を行なっており、様々な研究機関と共同研究を行なっています。

一例としてエクソソームを用いた体外診断用医薬品の研究開発を国立ガンセンターと臨床研究機構と共に行なっています。がんと共存するためには何よりも早期発見が必要です。

また簡便な検査で全ての人が利用可能であることが求められています。新たな早期発見マーカーを探索し、それを診断薬の製造に既に関わっているメーカーと共同でやることで、エクソソームによる体外診断用医薬品を迅速に皆さまの元に届けられるよう努力します。

また、海外医療関連商品を日本へ輸入する際のお手伝いも行なっていきます(申請代行・販売代理など)。

商号
株式会社サンテジャ
所在地
〒160−0023
東京都新宿区西新宿7―22―34東海ビル3階
TEL
03-5739-1888
FAX
03-5739-1887
業務内容
エクソソームなどのバイオテクノロジー分野の戦略的マーケティングとセールス
主要顧客
大学病院並びに研究室、国立病院並びに研究室、国公立研究機関、製薬企業、医療法人など
従業員数
10名
許認可
・高度管理医療機器等販売業/賃貸業
・医薬品卸販売業(予定)

技術背景

エクソソームとは

エクソソーム(Exosome)は、細胞内の小胞輸送を介してMultivesicular body (MVB) から細胞外に放出される直径30~100 nmほどの細胞外小胞(Extracellular vesicle; EV)の一種です。

エクソソームの膜表面上にはテトラスパニン(Tetraspanin)と呼ばれる4回膜貫通タンパク質が多く発現しており、CD9やCD63といった分子が一般的なエクソソームのマーカーとして知られています。また、内部にはタンパク質、脂質、核酸などが含まれています。 エクソソームは、細胞外に分泌された後、血液や尿、唾液などの体液を介して隣接もしくは離れた組織に取り込まれ、細胞間情報伝達の担い手として機能することが示唆されています。

近年、エクソソーム中のmiRNAの存在が明らかになったことから、特に、エクソソーム由来のmiRNAのプロファイリングと細胞や組織特異性、疾患との関連について注目が集まるようになりました。

現在、癌などをはじめとする様々な疾患において、エクソソーム由来の分子を用いた診断薬の開発や創薬ターゲットとしての可能性、ドラッグデリバリーシステムのツールとしての利用など、エクソソームに焦点を当てた様々な研究が行われています。